CEATEC JAPANに出展しました。

CEATEC JAPANに出展しました。

今年より開始した「蓄電池のレンタルサービス」のプロモーションを兼ねてCEATEC JAPANに出展しました。

発電機の騒音やガソリンを使うことへの危険性を改善されたい方が多く、沢山ご来場頂きました。

 

CEATEC JAPANですが、大手家電メーカーはどこも4K押しでした。
TOYOTAは水素自動車「ミライ」を展示。
個人的には「燃料電池車」の普及には懐疑的です。燃料電池車の普及速度より、EVの高性能化、普及速度のほうが優っているのではないかと考えています。

 

 

 

テスラがP85Dを発表

テスラがモデルSの全輪駆動版「D」を発表しました。
これまでのモデルS「P85」は後輪の間に置かれたスイカやサッカーボールと同サイズのモーターで416馬力の性能を発揮していましたが、今回の「P85D」では後輪モーターが470馬力にパワーアップし、さらに前輪の間に新たに設置された小型のモーターが221馬力を発揮し、合計「691馬力」の超ハイパワー車が登場しました。

P85とP85Dの価格差は16000ドルです。

「このクルマはぶっ飛んでるよ」CEOも絶賛、自動運転機能を搭載したテスラ最強の「Model D」

また、自動運転や衝突防止システムを搭載した「オートパイロット」が新たに搭載されました。
同価格帯の他社の車両であれば同等の機能がこれまでついていたので、これで安全面でも同等クラスか、それを上回る機能が追加されたことになります。

面白いのは、オートパイロットの機能はまだ完全ではないそうで、これからオンラインアップデートで様々な機能が追加されるとのこと。

恐らく市販セダンの0-100km/hでは「最速」ではないでしょうか。
また、600馬力オーバーの他社セダンと比較した場合に、「P85D」は価格的には安い部類に入ってくるのではないでしょうか。

400馬力から700馬力へのパワーアップは、エンジンよりモーターの方が容易に、低コストで実現できるのでしょう。
テスラは世に登場してまだ間もない会社ですが、駆動系に関しては相当高いレベルに達していると思います。
今後Panasonicと共にバッテリーの低価格化、大量生産化を実現すると、一気にEVが普及していくことになるのではないでしょうか。
その時、日本の自動車メーカーがどういう立ち位置にいるのか気になるところです。

 

 

テスラモデルS 4WD版を追加?

テスラモデルSはノルウェーでの需要が高い。

ノルウェーでEVのテスラ「モデルS」がバカ売れ!?

寒冷地ではEVは性能劣化が大きいという意見もありますが、ノルウェーでの実績を見る限り、バッテリー回りの劣化は問題ないレベルではないかと考えます。

4WDモデルが登場すれば、より魅力的な車となるでしょう。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB11102303130114484576704580191570122760634

テスラモデルSを使った、日本初電気自動車リムジンサービス

東京のハイヤー・タクシー事業者 株式会社日の丸リムジン(本社:東京都文京区 代表取締役社長:富田浩安)
は、2014 年 9 月 8 日に日本で発売開始されたテスラ モデル S(電気自動車)をハイヤー事業に導入致します。

http://www.hinomaru.co.jp/pressrelease/ZeroLimousine.pdf

EVとPHV、高速料金を一部補助 政府検討、長距離移動促す

EVとPHV、高速料金を一部補助 政府検討、長距離移動促す

国産EVの移動可能距離はがんばって200km程度。
せめて300Km移動できるようしてほしい。
この補助金のメリットを最も受けることができるのは、現時点ではアウトランダーPHEVのユーザーだと思われる。

現在の高速道路の充電ポイントは、各サービスエリアに充電器が1基だけしか設置されていない場合が多い。最低でも2基、できればテスラのスーパーチャージャーのように一箇所辺り3~4基設置してもらえれば、「充電待ち」はかなり解消されると思います。

 

 

 

テスラ モデルSの納期

弊社ではテスラモデルSを今年の5月に注文しました。
知り合いの方で、3年待ち!という方も居ます。

当初の予定では9月頃の納車予定でしたが、本日の時点では11月末の納車予定とのこと。
今注文すれば、約6ヶ月で納車されるスケジュールだそうです。

テスラジャパンの人員不足が原因で納車が遅れているのかと思いましたが、テスラジャパンの方に聞いたところ、日本側の受け入れ体制は落ち着いているようでした。

世界中からの注文(特に中国からの注文が多い?)に追い付いていないのかもしれません。

日産、EVバッテリーの生産縮小を検討

日産が次期リーフにLG製を採用?

日産、EVバッテリーの生産縮小を検討

日産のリーフの電池が国産から韓国LG製に変更されるようです。
一応、NECと国内での開発も続けていくようですが、価格競争力の点で厳しかった?

LG科学はドイツ勢のメーカーにもバッテリーの採用が決まっているようです。
http://japanese.joins.com/article/128/189128.html

2017年登場予定の次期リーフはかなり競争力があると思います。
http://www.j-sd.net/2017-nissan-leaf-300km-range-ev/
2代目プリウスが大ヒットしたように、2代目リーフもEVとしての魅力を大きくUPしてくるのではないでしょうか。
また、充電設備も2017年までにはかなりの数が設置される予想です。
また、先日発行された「環境ビジネス」という書籍によると、EV充電器の設置に手厚い補助金を支給することで、充電器の設置計画が急速に増えているそうです。
全国で設置予定の急速、普通充電器の設置計画数が7万基、マンションなどに4万基とのことです。
これだけ普及してくると、充電の煩わしさや電欠の心配はほぼ無くなるのではないでしょうか。

 

テスラ モデルSのバッテリーパックを分解!

テスラモデルSにはパナソニックの18650というリチウムイオンバッテリーが数千個積まれており、最大で85Kwhという大容量を実現しています。

パッと見は単3乾電池を一回り大きくしたような形状です。

18650電池はノートパソコンや電気自転車、その他様々なバッテリーとして使われている汎用性の高いバッテリーです。
汎用性が高いということは、コストは安く、安全面でも信頼性が高いということ。
18650は韓国や中国、台湾など様々な国の多数のメーカーが製造している電池です。

ただ、電気自動車用のバッテリーとして18650を採用しているのは今のところテスラのみ。
何故テスラが18650を選択し、そのメーカーがパナソニックであったのかはこちらに詳しい経緯が掲載されています。

弊社でも18650を用いた蓄電池に関する情報を収集していますが、多数の電池を管理する技術の獲得が難しい!
テスラ モデルSのバッテリー管理はどういう方法で行っているのかとても興味深いのですが、テスラのフォーラムでモデルSのバッテリーパックを分解している投稿を見つけました。
大変興味深いです。

http://www.teslamotorsclub.com/showthread.php/34934-Pics-Info-Inside-the-battery-pack

以下、個人的な感想です。
全体写真を見て
数千個の18650電池を敷き詰めていることは知っていましたが、最初に見た感想は「隙間が多い。スペースに余裕がある」です。
電池の性能を維持、劣化させないために温度管理(特に冷却面)に気を使っているから?水冷用のスペースとしてこのような電池配列なのかもしれません。
電池をより効率的に温度管理できるようになれば、同じスペースにさらに多数の電池を設置することができそう。同じサイズのバッテリーパック内に100Kwh分の電池を搭載することもできる?

写真を見ながら1モジュール辺りの電池の数を数えてみると、
1列31本の18650が配列され、トータル14列
1モジュール辺り434本
写真を見ると合計15モジュール使われており、合計するとトータル6510本

BMS(バッテリーの管理システム)について
当初、電池1本毎に管理をしているのかと思いましたが、写真を見る限り1本単位の管理はしてない?ように見えます。電池の信頼性が高いことを根拠に、1本単位の管理はしてないのかも?
引き続き情報収集予定。