「EV・電気自動車関連」カテゴリーアーカイブ

テスラモデルSで往復784Km 東京~山形日帰りドライブに行ってきました。

山形県の立石寺までドライブに行きましたのでレポートします。

自宅から立石寺までのルートは以下の通りです。
立石寺までは380キロです。

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朝8時
自宅から出発します。
標準値で372キロ走行可能な状態まで充電できています。
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朝9時34分
那須高原SAに到着しました。
自宅から177.5km走行し、37.9Kwの電力を消費しました。 平均消費電力は213Wh/Km
那須高原までは上り坂が多いのと、いつもより元気に走ったので電費が少し悪いです。
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那須高原SAのCHAdeMOで充電中Screenshot_2015-06-07-09-39-17

 

 

目的地の立石寺まではあと206キロあります。Screenshot_2015-06-07-09-44-45

 

 

那須高原SAで30分間充電しました。
30分間で86km分を充電しました。
走行可能距離260km20150607_101021

 

 

12時18分
立石寺の近くにあるイオンモール天童に来ました。
ここはCHAdeMO充電器が2基有ります。

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那須高原SAから205.9Km走行し、35.1Kwhの電力を消費しました。
平均消費電力は170Wh/Kmです。 那須高原からは高速の左側車線を流れに沿って走ってきたので電費が良いです。20150607_121841

 

ここのイオンモール天童は一度に1時間充電できます。
充電出力も120Aまで出てくれるので、那須高原SAより早く充電できます。Screenshot_2015-06-07-12-20-28

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イオンモール天童ではランチと買い物をして、75分程充電しました。
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14時
立石寺に到着しました。DSC02060

 

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立石寺は、一番奥の大仏殿まで階段を1000段以上登る必要があります。
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15時08分
自宅に戻ります。
走行可能距離354km
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17時25分
那須高原SAに到着しました。
立石寺から271.1Km走行して、44Kwhの電力を消費しました。平均消費電力は203Wh/km20150607_17253620150607_172614

 

 

30分間で87キロ分充電しました。
220キロ走行可能です。自宅までは181キロなので、自宅まで充電しなくても帰れる計算です。
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18時50分
都賀西方PAで夕食を兼ねて充電しました。20150607_185944 Screenshot_2015-06-07-18-50-37

 

15分充電して8.2Kwh充電しました。Screenshot_2015-06-08-09-55-30

 

 

20時37分
自宅に到着
784.3km走行して、147.7Kwhの電力を消費しました。 平均消費電力は188wh/kmです。
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(感想)
高速道路のCHAdeMOの充電スピードが遅く感じました。もっと出力が欲しいです。東北道のCHAdeMOは40Kwhのタイプが多いようです。

今回はイオンモールで一気に充電できたのが助かりました。食事や買い物中にしっかり充電できるので、イオンモールのような場所で充電できるのは有り難いです。

イオンモールではなく、高速道路のSAや道の駅で充電していたら、かなり「充電待ち感」を感じていたかもしれません。
400kmを超えるようなドライブでは、充電の際に「大きな出力で充電できる」、「充電待ちの間に食事や買い物ができる」等の、「経路充電」のし易さを考慮したほうが良いです。

東北方面でのスーパーチャージャーの整備を期待します。

 

 

テスラモデルSで往復1102キロ 東京~大阪日帰り出張に行ってきました。

テスラモデルS用のブラインドシェードの型取りの為に、大阪まで行くことにしました。
モデルSで一度に500キロ以上の長距離移動は今回が初めてです。実用性を試したいと考え、敢えて日帰り出張としました。

行程は以下のとおりです。東京大阪

朝4時頃
満充電の状態です。都内の自宅から出発。20150303_034803

6時21分
新東名の浜松SAに到着しました。自宅から248.7km走行しました。
走行可能距離184Km20150303_062143

6時52分
浜松SAにて30分間充電しました。
走行可能距離319Km20150303_065249

9時38分
京都にあるテスラスーパーチャージャーに来ました。浜松SAから237.5km走行しました。
途中で高速道路の分岐を間違えてしまい予想より短い残距離(残40キロくらい)で辿り着きました。(残距離ではなく残%で撮影してます)20150303_093818

10時10分
11時に大阪でブラインドシェードの型取り予定ですので、30分だけ充電しました。
走行可能距離333km20150303_101006テスラのスーパーチャージャーは最大120Kwで充電してくれます。(CHAdeMOは最大で50Kw)
目的地の途中にスーパーチャージャーが有れば大変便利です。

15時50分
ブラインドシェードの型取りが終わり、再度京都のスーパーチャージャーに来ました。147.3km走行しました。20150303_155051

京都のスーパーチャージャーの写真です。
近くにセブン-イレブンと喫茶店があるので、充電中はここで時間つぶしできます。20150303_160158

16時26分
36分間充電しました。走行可能距離401キロ20150303_162635

 

18時55分
浜松SAに到着しました。京都スーパーチャージャーから220.9キロ走行。
走行可能距離130キロ20150303_185514

19時57分
浜松SAにて1時間充電しました。
CHAdeMO充電器は1回30分までの充電ですが、他に充電待ちの方が居なかったので、浜松SAで連続充電しました。
走行可能距離408キロ20150303_195748

 

22時29分
自宅に到着しました。
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「東京~京都~大阪」を往復して、合計1102.4km走行しました。
使用した電力は206.6kWh、平均電費は187wh/kmでした。

モデルSの走行可能な距離表示には「定格値」と「標準値」が有ります。
今回撮影した「定格値」の値は約170wh/kmを想定しているようです。
この値は、高速を80km程度の速度で運転し、エアコンも利用しないような状況でしたら達成出来ると思いますが、エアコンを利用して、運転速度もそれなりスピードの場合は、200wh/kmを基準にした「標準値」のほうが現実的な走行可能距離だと思います。

トータル2時間半程、充電時間に費やしました。
トイレ休憩や食事と併用すれば、「充電待ち」感を減らせると思います。

浜松SAでは「30分(486円)×3回」=1458円の充電費用がかかりました。
テスラスーパーチャージャーの充電は無料です(車両価格に含まれる)

 

 

 

蓄電池各社の状況まとめ

リチウムイオン電池のエネルギーの高密度化が進んでいます。
EVのマーケットが大きくなり、各社の競争が激しくなっています。

HITACHI
電気自動車の走行可能距離を従来の2倍にする

高エネルギー密度型リチウムイオン電池の要素技術を開発

CSユアサ
従来比3倍のエネルギー密度をもつ次世代リチウム二次電池の放電に成功

 

NEC
高エネルギー密度の次世代リチウムイオン電池を開発~ 新規鉄マンガン系正極を開発し、従来比1.7倍のエネルギー密度を実証 ~

日産
日産、航続距離400kmのEVを数年内に投入-正極材を3元系に変更

東北大学
10倍以上の理論容量を持つ全固体リチウム電池開発に成功

 

ホンダ、パナソニック提携へ HEV・EV向け電池で協業

ホンダがパナソニックとEV向け電池で協業を発表しました。
現時点では、世界最高性能のEV電池は「パナソニック製」のリチウムイオンバッテリーだと思います。

ホンダ、パナソニック提携へ  HEV・EV向け電池で協業

日産や三菱が採用しているリチウムイオンバッテリーでは、エネルギー密度が低すぎて、バッテリー容量を増やすほどに重量・容積が増していくジレンマがあります。

後追いではありますが、ホンダはテスラのような「高級EV」から攻めていくべきだと考えます。
国産EVで100kwhクラスの容量を積んだ高級EVの登場を願います。

中途半端な容量、中途半端な車格では「EV」の良さを強烈にアピールできません。テスラのP85Dのように”電気自動車じゃないと実現できない高性能”を魅せつけて欲しいと考えます。

今のホンダは「ミニバン&軽」というイメージが私にはあります。
トヨタのレクサス、日産のインフィニティのような高級感を出そうとしても、今のホンダには難しいのではいでしょうか。一発逆転、アキュラブランドの高性能EVを今こそ出して欲しい。

【レポート】テスラが2014年内にバッテリー交換ステーションの第1号をオープン!

【レポート】テスラが2014年内にバッテリー交換ステーションの第1号をオープン!

以前テスラが発表した「バッテリー充電ステーション」が本格的に稼働しそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=H5V0vL3nnHY

約500キロ相当の走行距離を実現するバッテリーパックを90秒で交換できます。
EVの弱点の一つである、「充電待ち」を解消する手段となります。

テスラがP85Dを発表

テスラがモデルSの全輪駆動版「D」を発表しました。
これまでのモデルS「P85」は後輪の間に置かれたスイカやサッカーボールと同サイズのモーターで416馬力の性能を発揮していましたが、今回の「P85D」では後輪モーターが470馬力にパワーアップし、さらに前輪の間に新たに設置された小型のモーターが221馬力を発揮し、合計「691馬力」の超ハイパワー車が登場しました。

P85とP85Dの価格差は16000ドルです。

「このクルマはぶっ飛んでるよ」CEOも絶賛、自動運転機能を搭載したテスラ最強の「Model D」

また、自動運転や衝突防止システムを搭載した「オートパイロット」が新たに搭載されました。
同価格帯の他社の車両であれば同等の機能がこれまでついていたので、これで安全面でも同等クラスか、それを上回る機能が追加されたことになります。

面白いのは、オートパイロットの機能はまだ完全ではないそうで、これからオンラインアップデートで様々な機能が追加されるとのこと。

恐らく市販セダンの0-100km/hでは「最速」ではないでしょうか。
また、600馬力オーバーの他社セダンと比較した場合に、「P85D」は価格的には安い部類に入ってくるのではないでしょうか。

400馬力から700馬力へのパワーアップは、エンジンよりモーターの方が容易に、低コストで実現できるのでしょう。
テスラは世に登場してまだ間もない会社ですが、駆動系に関しては相当高いレベルに達していると思います。
今後Panasonicと共にバッテリーの低価格化、大量生産化を実現すると、一気にEVが普及していくことになるのではないでしょうか。
その時、日本の自動車メーカーがどういう立ち位置にいるのか気になるところです。